屋根の形にも理由があります

先週は鹿児島県へ行って参りました。開聞岳の登山やパワースポットへ参拝して桜島へも渡って来ました。

桜島は、噴火による火山灰が多くどんな家の形をしているのかと思っていたのですが、昼食で入ったお店を見てすぐわかりました。

画像の説明

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灰が積もりにくく流れやすくするために、急こう配の多面形構造です。一面の勾配ではなく、抵抗を少なくする為、多面形での勾配にしているのです。

仕事がらの性分でいつも屋根の形や、内装材、デザイン、納まりなどが気になりまして
最初に廻りをキョロキョロ眺めているので、変に見られますね。

ちなみに、北海道の家も急こう配の屋根が多いかというと実は違います。
無落雪屋根という平らに見える陸屋根形式で、屋根の中央に樋が有って、
そこから流れるようになっています。落雪によるけが人を防ぐ目的もあるのでしょう。

雪質がサラサラで風に飛ばされて思ったより屋根に積もらないそうです。

各地方により考えられた知恵ですね。

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