耐震工事

下の写真は平成10年頃建築の住宅写真です

  • 左の写真は筋違いや柱に取り付ける金物は無く、このように釘だけで固定されています。
  • 右の写真は金物で筋違いと柱、梁の3点を固定します。

    平成10年頃建築の住宅です。筋違いや柱に取り付ける金物は無く、このように釘だけで固定されていました

    金物で固定します

    平成12年に建築基準法が改正され、
    筋違いの端部は金物による取付が
    明確化になりました。
    筋違いを追加し、柱と梁と共に金物で固定し、
    面材を貼った耐力壁としました。

    <クリックで拡大>耐震補強工事です、スジカイを追加して柱と梁を金物で補強し断熱材も入れました。土壁とグラスウールの相性がよく、以前よりかなり冬の寒さも改善しされました

    <クリックで拡大>ダイライト耐力壁はしっかりと梁に掛けて貼り追加したスジカイと壁倍率4.5倍を確保しました


    屋根裏の補強も大切です

    左の写真は耐震工事と同時に
    小屋裏補強も行いました。

    小屋裏の筋違いは、
    地震や強風による屋根の揺れを防ぐ
    重要な役目を持っています。

    厚さ3センチ材を両面に打ち付け、
    カスガイ金物も追加しました。

耐震工事で強くします

ひび割れが起きている無筋コンクリートの基礎で壁だけ補強してもあまり効果は期待できません。基礎の状態をしっかり調査し、土台や柱の劣化具合、ご予算を考慮し、その上でどんな工法をとるかを見極めることが大切です。

<クリックで拡大>面材耐力壁

今はリフォーム用の耐力壁の面材があります。できれば仕上げ材は撤去して柱をむき出しにし、柱は上下ともに金物で補強してスジカイが可能ならいれると良いでしょう。
筋違いダンパーや基礎と柱を直接ボルトで接合するホールダウン金物の後付けも可能です。

建築時の図面や現状をしっかりと調査して家全体のバランスを考えた上での補強が重要だと思います。耐震・建築無料相談行っていますのでお気軽にお問い合わせください。