建築基準法の2倍

壁量計算

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《解説》に書かれている通り、
建築基準法では100%未満は
不適合で、120%程度の余力
が欲しいのですが、

地震力では211%
耐風力では202%

以上の耐力があり、
建築基準法の2倍以上の強度です。

偏芯率

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建築基準法では30%以下
4%以下は7.5倍以上で、地震時に
ねじれにくい家であることが解ります。
私は0.05以下を目安に設計しています。
耐力とバランスが大切です。

4分割法

建物の縦横各方向1/4に外周部分の存在壁量と面積から「必要壁量」を求めてそれぞれの縦横の比率から「壁量充足率」と「壁比率」を計算します。壁量充足率が1.0超で適合で超えない場合は壁比率が0.5以上で適合となります。
数値に極端な差がない方が耐力壁のバランスがとれていることになります。

耐力壁線間距離

縦横両方の耐力壁のあるラインのうち、通りの床長さの6割で、かつ存在壁量が400センチある壁を耐力壁線といいます。その間隔を狭く「8m以内」にするという規定ですが、できれば4mぐらいにしたいですね。

床倍率

2階の床面の水平構面、屋根面の屋根構面の剛性を上げ、耐力壁の効果を高めやすくします。

前記の耐力壁線間距離と必要床倍率の係数から地震用の必要床倍率を計算します。また、壁線の長さと必要床倍率の係数から風用の必要床倍率を計算します。各構面の仕様から倍率を合計して存在床倍率を出し、直行区画・平行区画を分割して平均存在床倍率を計算して地震用の必要床倍率と風用の必要床倍率より大きいのを確認します。耐震等級2以上に必要となります。

柱・壁直下率

2階の耐力壁の下に1階の耐力壁、柱が無いと、地震の力を梁で受けるため耐力壁の効果が出ません。また梁に応力がかかり、たわみから損傷し倒壊の危険が増します。


他にもN値計算や梁せい算定など重要部分がありますが、
これらは全て構造計算ソフトにより安全確認を行い、
全ての現場にこの程度の余力を採用しています。