窯業系サイディング

金具留めと通気工法

外装材はサイディングしかないと思われるほど使われます。
記憶では歴史は35年程でしょうか?
以来、シーリング材とも品質改良が進み耐候、汚れ、防水性も良くなりました。当時は直貼り釘打ち施工が主流で柱に直接釘打ちしましたがその後、下地の胴縁施工に変わりました。厚みも16mm以上の材料が出ています。

現在では金具留めによる取付工法が多くなり、ほぼ全て通気工法が採用されています。金具留め施工は専用の金具で押さえつけながら張るので釘はほとんど使わず、釘頭のタッチアップ処理も少なく済み、揺れにも良いといわれています。

この外装材の裏側の通気が重要で、通気が取れていないと材質の劣化が早まり、下地材の位置が表面から解るようになったり、波打ちが起きてきます。防水性が切れてくるとコケが生えるように変色して来ることもあります。シーリングに使うコーキング材の方が劣化が早いので施工が悪いと7年でひび割れ等が出る場合があります。メンテナンスは12年から15年がひとつの目安といえるでしょう。

コーキング削減のサイディング

ニチハの「Fuge」フュージュは、4面サネ加工でシーリングレスのドライジョイント工法の併用によりコーキング個所を減らし、メンテナンスコストを抑える事が出来ます。

専用シール材の「プラチナシール」は長期間の耐久性と耐候性、耐汚染性に優れ、強い、切れない、汚れないを実現した高耐久シーリングです。
さらに「プラチナコート」は色あせに強く、超高耐候で30年相当経過でも、色あせによる変褪色が目立たない程度で美しい外観を維持します。
「マイクロガード」は汚れに強くて、落ち易く、雨と一緒に流れ落ちるセルフクリーニング機能で綺麗さが長持ちします。

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ダイライト面材も張ります

ダイライトは透湿抵抗値が構造合板の三分の一
ダイライトは構造合板より三倍、湿気逃がしやすく、
土壁と同等です。尚且つ不燃材でもあり、窯業系サイディングを貼る場合でも、ダイライトを貼ることにより、耐震性が高まり、外壁の耐久性を高める事にもなります。面材は重い外壁材にはより不可欠な材料です。

ダイライトは透湿抵抗値が三分の一