津島市K様邸耐震工事

概要
築15年程の住宅です。建築当初より風による家の揺れがあり、耐震性断熱性にも不安を持たれていました。図面、床下、小屋裏の各調査により、本来あるべき所に筋違いは存在せず、土壁を過大評価し過ぎている事と、2階の床の傾斜があり、家の中心付近の基礎に荷重が集中しやすい構造であることが判明しました。
筋違いや面材耐力壁を追加外壁側に断熱材を入れる工事と2階の床傾斜を修正し地震に強い剛床とし、合せて防音マットを敷き込んで床材を貼りました。

耐震補強工事です、スジカイを追加して柱と梁を金物で補強し断熱材も入れました。土壁とグラスウールの相性がよく、以前よりかなり冬の寒さも改善しされました

ダイライト耐力壁はしっかりと梁に掛けて貼り追加したスジカイと壁倍率4.5倍を確保しました

既存の筋違いを金物で柱と共に固定して補強しました。

クロス仕上前です。白い部分は面材の耐力壁です。

小屋裏の筋違いは重い瓦屋根の揺れを防ぎます。

筋違いを追加し金物補強の耐力壁です。

床の傾斜を修正して剛床とします。2階の床を強くすると耐震性が向上します。

倍率2.5倍の面材耐力壁です。

2階床防音マットを敷き込むと2階の騒音がかなり減少します

筋違いは釘1本だけで固定しているだけでした。